マインドフルネス実践レポート_プラムヴィレッジのマインドフルネスホリデイリトリートに行ってきました!③

普段は精神科の病院でリハビリテーションでヨガを担当し、ヨガのインストラクターとしても活動中。

かほり先生の年末年始、タイのプラムビレッジリトリートのレポート第3弾です。

 

KAHORI先生の LIFE STORY  はコチラ

 

今回のプラムビレッジレポートではプログラム詳細について。

日々多忙な毎日の中では振り返得ることが難しい、自身を見つめる時間や空間、プログラムが網羅されているようです。

プラムビレッジのプログラム

毎日のスケジュールが 宿舎のボードに 書き込まれます。
全部参加してもいいし、気分や体調によりお休みしてもいい、任意参加です。

この参加有無を決めることも、周囲に流されず、自身を見つめる訓練なのかもしれません。日常には「べき」が溢れています。その「べき」が本当なのか、自身の奥底を見つめて毎日生活することができます。

朝5 時から 21 ~22時くらいまで何かしらプログラムが開催されています。

  • 起床、座る瞑想
  • 歩く瞑想
  • 朝ごはん(食べる瞑想)
  • ジョイフルワーキング(仕事瞑想)
  • 歌う瞑想、法話昼ごはん(食べる瞑想)
  • トータルリラクゼーション
  • ダルマシェアリング(グループでの対話)
  • 自由時間(エクササイズ・個人面談など)
  • 夜ごはん(食べる瞑想)
  • 歌う瞑想、法話
  • 聖なる静寂、就寝

一日は大体こんな流れです。普段は何気なくとっている食事もプログラムのひとつです。

 

歌う瞑想・ 法話 (Dharma Talk)

プラムヴィレッジの経験豊かな僧侶(ダルマティーチャー)から 法話を聞く時間があります。

言語は英語ですが、日本語・韓国語・タイ語等の通訳あり。

そしていつも明るい歌で 法話は 始まる。ギターの軽快なリズムに 合わせて歌を歌うと自然と笑顔になり、癒されます。最初は恥ずかしい気もしながらも、 段々ふり付きで歌えるように。

プロムビレッジではタイの少年刑務所の慰問も行っておられ、再犯を繰り返す少年たちが、この歌う瞑想で癒されていくのを実感されたというお坊さんの体験談もお伺いできました。


Q &A コーナー(お坊さんに 直接質問 できる時間 )があります。

この時印象的だったのは、始まる前に「頭」でなく「心」からの質問にしてください、と言われた事です。ここでも、自分の言葉が何処から来るものなのか、と考えさせられました。

キ ッズの質問はとても微笑ましかった 。

「テストがストレス。どう向き合えばいい?」

「どうしてプラムヴィレッジって名前なの?」などなど

禅問答のようなやり取りです。

そういう切り口のか!とういうブラザー、シスター※の返答がまた興味深いものでした。

その他、パートナーとの関係再構築ワーク、5つのマインドフルネストレーニングなど、法話には多数の学びがあり、とても語りつくせない体験でした。

※プラムビレッジで修行するお坊さんのことを尊敬と親しみをこめて男性はブラザー、女性はシスターと呼びます。

 

トータルリラクゼーション

昼食後の 1 時間、 シスター達の優しい声でリラクゼーションが実施されます。

ますは深い呼吸を促し、 自分の体の感覚。感謝の気持ちで自分の体とつながっていきます。長いヨガニドラのようなものでしょうか。

瞑想ホールに横たわり、声に身をゆだねていると大体寝てしまう。あちこちで開始 3分後くらいから寝息、イビキ etc ・・
ここでリラックスが出来ていると、長い一日のプログラム、集中力が違います。

心地よく疲労から回復させてくれる時間があることで、脳と体は段違いにすっきり。よく考えられているプログラムだなあと感じました。

 

コンサルテーション

事前に自身がかかえる悩みを紙に書き、お坊さんたちに個人面談をお願いできます。

グループでは聞けない個人的なことなどをここでは 30- 1時間程度時間をもらって聞くことができます。 ここでも深い学びを頂きました。 はい、もう 号泣。

 

ダルマシェアリング

400名を超える参加者でのプログラムとは別に10~20名程度のグループに分かれてのセッションです。

ダルマファミリーと呼び、このグループで仕事を共有したり、夕食を一緒にとったりします。

私は24名のグループに割り振られました。

4〜5名のブラザー、シスターが担当として入り対話します。

歌う瞑想から始まり、自己紹介、プラムビレッジで日々マインドフル ネスを実践してみての気づきや感想、何を自国での生活に持って帰りたいと思うか。

最終日は「今、自分が許したい存在は?」そんなテーマについて共有しました。

それぞれの悩みや重荷がふっと垣間見えたり、対話の中で共鳴したり、ブラザーや実践中の先輩方がその悩みに対してとてもシンプルな言葉で淡々と導いてくれます。リトリートならではの贅沢な時間でした。

沢山のヒントをここでも得られました。

ダルマファミリーと輪になって食べる瞑想

 

聖なる静寂( Noble silence)

夜のプログラムが終了したら、宿舎にもどり、就寝するまでできるだけ静寂を保ちます。

「今日のあれは、ああだったねー。」的なことは自身の心にとどめ、行きかう人とも目を合わせず、無言でトイ レ、歯磨き、着替え・・・

初日の法話の中で言われていたこと、がよみがえります。

私たちが話している言葉の 8 割 9 割は必要のないこと

だと気づくレッスンだと。

言葉を発しない時間が長いと、なぜ自分が話すという行為をしたかったのかに初めて気づかされます。

自分に自信がないので 誰かの同意が ほしい 、不安を解消したい、などなど・・そして、言葉そのもの
の重さや力も。 いざ 言葉を使うとき、 本当に言う必要のある言葉かな、と 慎重に選ぶ自分がいました。

テック・ナット・ハン氏の言葉があちこちに掲示されています。

 


次回はいよいよ最終回になります。

かほり先生がプラムビレッジの生活から持ち帰ったもの、そして今後のこと。。。そして、マインドフルネス実践の意義について、お届けいたします。

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