今週より新しい企画をリリースしました。オンラインによる60分のマンツーマンレッスンをお届けする企画です。
zoomの利用者はこの感染拡大状態になる前の20倍、2億人に達しているそうです。セキュリティ問題も取りざたされましたが、私の周囲では、この1-2週間ですっかりお馴染みのツールになってきているような感覚があります。
zoom普及は1つの象徴的な事例ですが、最近の状況の急激な変化、1年2年の単位ではなく超急激な1週間の変化、なかなかついていくのが大変と感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
外出できない、予定が狂った、という想定外の状況に加え、
慣れないテレワークに顔色が見えづらいオンライン会議、交代で勤務 etc…
強制的に急激な変化への対応を求められているような気がして…
ストレスを感じておられる方も多いように察しています。
考えてみると、ジワジワと劇的変化の波は押し寄せていました。
テクノロジー進化により、手軽に手元に届くツールで、私たちの生活は「生産性」の高いものになっています。がしかし、生産性の高さのとは裏腹に、メンタルヘルスの問題やコミュニケーションの問題、そして子どもの生育環境にも影響を及ぼしています。
一方、気候変動、森林災害、水害等、地球から発せられたSOSは様々なカタチでメッセージとし出現し私達にサインを送っていました。科学的研究や、数値化、テクノロジーにより、何億年もの地球の歴史においては急激すぎる変化起こっていた事実が顕在化され、私たちのもとに知られるようになってきた、というのが正しい理解かもしれません。
地球も、人体も、バランスが崩れると戻そうとする作用がはたらきます。
弊社が扱うヨガの領域は
“呼吸”というテーマを真ん中に据え全体のバランスをとろうとする試みです。
人は毎分12~20回呼吸をすると言われています。1時間では1000回前後、1日2万回以上、身体の営みの源ともいえます。
ヨガレッスンはその間、1つ1つの呼吸に集中し、クオリティを高めてみる時間です。
呼吸を大切にすることで、自身を大切にメンテナンスできる、そんな経験を味わって頂けたら、と私達は日々ヨガをお伝えしています。
いわば呼吸を扱う仕事をしている私達にとって、呼吸器疾患に起因する今日のこの現状は、なにか象徴的なもののように感じられています。
当初、ヨガをオンラインで伝えることは本質的なものから離れてしまうのでは…という恐れも感じました。
しかし、
多くの人が心身のバランスが崩れやすい環境におかれている今こそ
呼吸の大切さを改めてお伝えできるのではないか、
皆様にヨガをお届けする価値があるのではないか、
とチャレンジしてみたいという想いが徐々に高まりました。
そして、
メンバーで話し合い、トライアルレッスンも含め様々な試行錯誤を重ねた結果、
マンツーマンレッスン
であれば
オンラインでもお伝えできることが多くあり価値を感じて頂けるのではないか
という結論に至りました。
必要な場所にヨガが届きますように。
メンバー一同心より願っています。
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