まず、いち講師としての本音
正直、オンラインレッスンなんてやりたくなかった。
これ本音です。
が、今日は
オンラインに取り組んだ2か月間を振り返ります。
緊急事態宣言も全国で解除され、さて前をむいて進んでゆきましょう、というタイミングにあえて振り返る天邪鬼ひとしずくの田中です。
この2か月「ひとしずく」として
なにをしていたのか、という振り返りをしてみます。
3月20日は創立の日でした
創立記念日を3月20日にむかえることができ、安堵のつかの間、世界各地でロックダウン、医療崩壊のニュース。周囲に罹患した人は見当たらないけれど、日本もすべてが止まるのかな。。。方向に向かって進んでいるような空気が生まれていたのがこの時期。
3月24日にオリンピックの延期が発表、
じわじわと生活に緊張感は押し寄せてきました。
このころ、いくつかのお取引先より4月のお仕事に関してご相談がよせられるようになります。
そんな流れが世の中にあふれた時期です。
3月末から4月1週目にかけて、メールなどのやりとりから振り返ることができます。
弊社キャスト達の仕事にも、影響が出始めたのがこのころ。
ヨガスタジオでクラスターが発生し、レッスン休止などの動きが加速します。
オンラインレッスン<対面レッスン?!
濃厚接触を避ける措置として、
オンラインレッスンへの切り替えをスタートしてみたものの。。。
これまでの私達”ヨガ講師”の常識からすると、オンラインレッスンは対面レッスンと比較して「劣るもの」としか思えない。
触れられない
お顔色がわからない
会話の間を読み取れない
画がきれてしまって確認できない
ヨガをお伝えする方法はもちろん、
皆様の身体から発せられる情報を十分にキャッチすることができない、
オンラインレッスンにおいて、これが私達伝える側にかせられた最も厳しい条件でした。
これまでzoomを使ったことのない講師も多く、何とかレッスンのノウハウを構築しようとメンバー同士で練習会を開いたり、工夫した点を共有しあったり。急ピッチで対応に追われていました。
急激に変化した環境
そんななか、テレワークや外出を控えておられる皆さんから
- 運動不足
- 孤独感
- 先の見えない不安
こんなキーワードが
あちこちから聞こえてくるようになりました。
スタジオレッスンを中止せざるをえない講師側も同様に葛藤をかかえていました。
現実的な収入面の不安もさることながら、毎週慣れ親しんだヨガの場で、ヨガの智慧を求めてレッスンを受けに来て下さる生徒さんにヨガをお伝えできないもどかしさは、羽を奪われた鳥のような無力感。
しかし、ないことばかりに目を向けていても仕方がない。
できることを探している中で…
生まれたアイデアが
実は、このプロジェクト
発案したのは開始前の週の4日土曜(開催4日前)でした。
ただし、無料で提供するためボランティアでのレッスン実施、それでもやりますか?と問うたら…全員一致、即断採択!
ここからが本領発揮。
こうしたら、ああしたら、こんなのはどうか、わかりやすくするには?(LINEメッセージで昼夜問わずやりとり)…アイデアが講師陣から湧水のごとく湧いてきました。
あゝ私たち、
ほんとうにヨガを伝えるのが好きなんだなぁ。。
届けたいんだなぁ。。
そんな自己認識を改めて感じながらプロジェクト構築した4日間、その結果うまれたのが「はたよがひるよが」プロジェクトでした。
そして4月7日緊急事態宣言発令
翌日から「はたよがひるよが」プロジェクトがスタート。GW前までは
とにかくやってみよう!
そのことが、多くの反響を呼ぶとは!
この時点では全く予想していなかった現実が”いま”あります。
オンラインは劣るのか?
このことについても、
このプロジェクトを実施するなかで
特に講師に感覚の変化が表れてきました。
オンラインだからできること
がある。
対面の代替ではなく、オンライン可能性を、徐々に体感していきノウハウも徐々に構築。
たかが15分、されど15分
できることを着実にやれば、必ず効果※があらわれる、そう信じて毎日の配信を継続しています。
※ 効果に関しては改めて記事にします。
はたよがひるよがは本日は33回目の開催
8日以降、
セキュリティ問題などが取りざたされて、登録制へ変更したり、緊急事態期間の延長に伴い期間を延長したり、試行錯誤が続いていくのですが
今日も皆様との15分、
12時からお届けしたいと思います。
5月末まで開催は決定しています。
その後につきましては、継続できるよう模索中です。いましばらくお待ちください。
合同会社ひとしずく 田中裕子
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